家族と面会したい

勾留を受けている被疑者・被告人は、法令の範囲内で、弁護人以外の者(ご家族やご友人など)との面会(接見交通)が許されることになっています(刑訴法80条・207条1項)。 ただし、裁判所が勾留を決定する際に、「接見禁止決定」を行った場合には、被疑者・被告人は弁護人(弁護士)以外との面会をすることができません。

ところが、このような場合でも、「接見禁止決定の一部解除」の申立てをすることにより、特定の方との面会のみ、例外として許される場合があります。
弁護人としては、裁判官に対して、①被疑者・被告人が面会したい人の氏名、②被疑者・被告人との関係、③面会を必要とする具体的な理由を示して申立てを行います。
もちろん、申し立てたからといって必ず認められるとは限りませんが、「接見禁止だから家族とは絶対に会えない」とあきらめてしまう必要はありません。ご家族が勾留され、「接見禁止決定」が付されてしまった場合でも、いちど弁護士にご相談いただければと思います。

なお、弁護人による接見とは異なり、ご家族やご友人の面会には、警察署や拘置所職員による立会いがつきます。接見できる曜日や時間帯、1日あたりの回数、1回あたりの時間の長さなどについても、警察署・拘置所ごとに決まりがあるので、注意が必要です。
また、逮捕から勾留決定までの期間(最大で約72時間)については、法律上、弁護士以外との接見交通(面会)は認められていません。中には警察署の判断で特別に面会させてもらえるケースもあるようですが、あくまで例外的な取扱いと考えたほうがよいと思います。

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